
北九州市の「KAMIKURU (カミクル)」を視察
紙の循環で、つぎの地域共創を。KAMIKURU (カミクル)
2025年7月22日福岡県北九州市にある「KAMIKURU」を訪問しました。
地域の企業・学校・団体から集めた古紙の仕分け作業等の内側を見学させていただき、私たちの仕分け作業とは、違ったやり方で作業などしており、色々なやり方など普段の活動内容や環境問題について勉強させていただいた貴重な時間となりました。

その後「KAMIKURU」を運営している、障がい者就労継続支援B型施設「わくわーく」様を訪問しました。
「わくわーく」理事長の小橋祐子さんとディスカッションさせていただき、アップサイクル品や、「KAMIKURU」の活動についてお話していただきました。
店舗の中には、アップサイクル品が陳列しており魅力が溢れる空間でした。

またアップリサイクル品として、竹から楽器を作成しており実際に弾かせてもらいました!(写真はチェロ)

「北九州市エコタウンセンター」様会社見学
最後に、「北九州市エコタウンセンター」様を訪問しました。
全国で26地域がエコタウンに承認されており、愛媛県もその地域となります!
全国のエコタウンの中で最も早くスタートして、最も充実している「北九州エコタウン」の中核施設の中には、現在25企業・27事業が集結しています。
普段は、見学会を行っており、リサイクルにまつわるイベントも開催しているそうです!

入庫した車両から良質で使用可能なパーツを取り外し、リサイクルされた製品の販売やアップサイクル品の作成を行っておりました。
中の様子は撮影できませんでしたが、実際に廃車となった車の解体作業を見学し、車を大切に扱おうと改めて実感したとともに、リサイクルを行っている様子に感銘を受けました。
右上の写真は、シートベルトで作られたカバンとなります。
実際見た私たちでも遠目ではシートベルトとは思わず、リサイクル率の高さに驚きました。

最後に、水上風車と陸上風車を見学させていただきました。

水上風車は、近くで確認はできませんでしたが、多数ならんでおり現在は、テスト中とのことで今後活躍予定とお伺いしました。
陸上風車では、真下で見ることができあまりの迫力に少し怖さを覚えました。
1周で1日のテレビ一台の電力を補えるほどとわかりやすく説明していただきました。(使用量によって異なります)
また、台風の日は停止し強風でない限りは雨の日でも運行しているそうです。
なかなか、至近距離で見ることができないので勉強にもなりましたし、貴重な体験をさせていただきました。
見学を終えて
見学を通し3Rや5R、紙について改めて考えることができたとともに、身の回りに存在している電力など普段意識することが少ないエネルギーの大切さを発見することができました。
「KAMIKURU」の活動は、私たちが行っている「紙ンバックプロジェクト」に良い影響を与え、紙の循環について知識が広がりました。
また、北九州市が脱炭素社会の実現を目指し環境問題と向き合い続ける取り組みを行っているその姿を近くで実感できた良い視察となりました。
これから、紙ンバックプロジェクトは色々な活動を進めていきたいと思います。